長らくお休みしていた「子犬の成長期」
ムサもちょっと落ち着いているので
書き足しておこう。
ニクスが出産する時に、私は実験してみたい事があった。
(実験なんてゆーと人聞きが悪いわねぇぇ(--)・・・)
病院で出産前の検査に行くと
大抵の獣医さんは、出産時の準備などを説明してくれる。
その時に、母犬が落ち着いて出産出来る場所を用意して
介助する人(飼い主)以外の人間や他の動物や同居している
犬や猫を母犬に近づけない事。
って結構言われます。
母犬の気が立ち、出産に集中出来なかったり
育児放棄したり、酷い時は子供を咬み殺すかも
しれないから・・・って事です。
で、我が家で数年前(もう10年近くなるかな?)出産を
果たした猫の桔梗の時は、極力他の猫や犬に
会わせないようにしていたんですが
器用なニャンズ。勝手にドアを開けて桔梗の出産部屋に侵入
したんですね~ シーズーのパフ&マリン共々。
「うわっ」と思ったけど、どうするか見てました。
2日前くらいに出産したばかりの桔梗と子猫達。
以外にも、桔梗も匂いを嗅ぎ合って、お互いの確認をして
子猫に大人の犬や猫が近づいても、怒らないんです。
子猫達の父猫エースなんかは、オドオドしながらも子猫の
匂いを嗅ぎに行って、舐めたりするんです。
それを、桔梗は「許す」んです。
シーズーのマリンも母性本能が芽生えたのか、箱の中に自ら入り
子猫にお乳をあげるような素振りも見せます。
そして、桔梗は怪訝な顔をしながらも「許す」んです。
桔梗は臍の緒付きの子猫の頃から私が育て
出産した時は2歳前でした。
エースも丁度2歳くらいだったかな?
完全に人の手で育てられ、最初から猫や犬のいる環境で
桔梗は育ったので、そういった環境が大きく関わって
いるのかもしれませんが
その時に、同居している犬や猫なら母犬や母猫も
さほど自分の子供が危険に晒される・・なんて思わないのかも
しれないなぁ。と思ったワケです。
(一つの群れですからね)
そういった経験があった後、ある本を読んで(なんだったかな?)
犬の出産時、明るく家族のいる場所に産箱を用意して
みんながいる場所で出産させると良いってゆうような事を
書いてました。
これは、逆に母犬を神経質にさせない為。なんだと思います。
犬ってゆうのは、「暗く狭い空間が落ち着くんだ」なんて
しつけの本や色んな人が言ってますけど、具合が悪い時に狭い所で
ヒッソリ静かにしている姿を見て、そう思ってしまうのかな?
私は、そうゆう場所って警戒心や不安感を煽るだけで、愛玩犬として飼うのなら
必要のない場所だと思ってます。
(余談ですが、私はパフ翁が亡くなる前、もう殆ど寝てばかり
の頃、リビングの一番みんなに見える場所にパフのベッドを置いて
犬や猫達がワラワラいる場所で過ごさせました。パフも時々受ける様々な刺激で
「ソロソロ食事の時間だな」と、ムクッと起きたり騒がしく走る
子犬にぶつかられて「ウルサイ!」と怒ったり・・・「動き」が出ていました)
野良犬・猫ならば、外の世界は危険がいっぱい。
具合の悪い時は、敵に見つからないよう「暗く狭い」場所で
体力を温存して過ごすでしょうが、飼い犬・猫にそれは必要無いと
私は思います。
随分と話しが反れましたが、そんな気持ちもあって
ニクスの出産時は、既にニクスッ子の貰い手さんに
決まっていた人達を呼んで、手伝って貰おう。
と思ったんです。
ニクスの性格からしても、絶対に問題はないだろうと
確信していた事もあります。
思った通り、ニクスは人間を信頼しきってますから
気が立つ事もなく、安心して私達の見守る中
出産を始めました。
実は、この出産部屋には猫の「桔梗&ミー」親子がいましたが
全く気にする事もなく。。
しかも、その時授乳中の子猫2匹を預かっていたので
ニクスの出産の合間に2~3時間おきに2匹の子猫の授乳 笑
同じ部屋で、ニクスの横で授乳してました(^m^)
ニクスは出産で忙しいから、そんなものも全く気にする
気配は無かったですね~
茶々も部屋の中に入れてみたかったのですが
結局、子猫の授乳やなんやかんやで犬を入れるまで
いきませんでした・・・(^^;
茶々なら、同じ血を分けた姉妹ですし生まれた時から
一緒にいるので、「乳母」的な事をするのかな~?って
思ったんですけどね。
群れで生活をしていると、出産を手伝う「ヘルパー」さん
的なメス犬が出現するらしいのです。
それは、血縁関係のメス犬だったり母犬の前の子供だったり・・
とっても興味深い。
ただ・・・出産後、授乳をするとまた母性が強くなるのかな?
ニクスと子犬達の部屋の窓から他のワンズ達が見えると
ものすごい剣幕でニクスは怒ってました。
「子犬に近づくなっ」って事でしょうね
リビングの方へ行けば、何事もなくみんなと一緒に
過ごしてましたけど。
桔梗やミーが子犬に近づいても、やっぱりちょっと怒ってました。
出産時よりも産後授乳を始めてからの方が
どんどんと母性が強くなり、温厚なニクスでも
ちょっと気が立ってましたね
私が子犬の体重を計る時でさえ、心配そうに子犬を
見てましたから。
だけど、犬や猫が近づく時ほど怒る事はなくて
ちょっと心配・・な感じだけでしたね。
だから色んな人が子犬を見に来ても
人に対して攻撃的になる事はなかったなぁ~
もし、この時に暗くて狭い場所で子育てをしていたら
もっともっと母犬の神経はピリピリして警戒心が強く
攻撃的になるのかもしれない。
でも、そんな事も生後2週間?くらいで終わったようです。
授乳すら、「したくな~い!面倒臭~い!」って
感じでした・・・汗
生後スグ~1週間くらいが一番母犬の警戒心が強まるような気がするな。
個体差も性格も色々なものが関係してくるので
今回は、ニクスだったからやってみよう!と思ったワケで・・
もし子供を産む事があれば茶々も大丈夫そう。(予定はナイけど)
人が好きで人を信頼しきってる犬なら
大勢の人がいても、出産で気が立つ事もナイのかも
しれないな。
子犬達もそう。早くから人の手に触れられて育つと
人によく馴れる。人に不安感を持たない子に育ちやすいと思う。
ニクスッ子達は、みんな人が大好きな
明るい子に育ってますよ~
(まぁラブラドールだし・・・)
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